前回FTX等破綻の原因をお伝えしましたが、仮想通貨取引所が破綻すると自分がその口座においてある通貨が引き出せなくなる可能性があります。
どのようにして守るか、それは取引所には取引するとき以外は置いておかないということです。
要は自分自身のウォレットに保管するのがベストかと。
ウォレットの色々については、別で紹介しますが、ウォレット自体の最大の注意点はいわゆるパスワードです。
ニーモニックフレーズ、シードフレーズ等様々な呼び方をしますが、これは12個から20数個の英単語です。このパスワード絶対に忘れてはいけません。保管している場所がわからなくなったら終わりです。
銀行であれば銀行に問い合わせて再設定できますね、グーグルのサービスを使っていてパスワードわからなくなっても再設定できます。私たちが普段使っているサービスはほぼ全てパスワードの再設定が可能です。
しかしこの暗号通貨ウォレットに関しては失ってしまうと再設定できません。ということは誰も不正にあなたの暗号通貨を引き出せないという安全性につながります。たとえウォレットの作成者、運営者であってもあなたの暗号通貨にアクセスすることができません。
そこを踏まえ大切な暗号通貨をウォレットに保管してください。円からビットコインを買ったらすぐにウォレットに送金する、売りたくなったら、別の通貨に交換したくなったらウォレットからビットコインを取引所に送金するという様にすると安全です。
取引所には2種類あってCEX(中央集権化された=人が管理している取引所)とDEX(非中央集権=人でなくシステムが管理している取引所)です。
大手ではFTXが倒産前は世界第3位、そして第一位のBinance(バイナンス)をはじめ、Youtuberがよく薦めているBybit(バイビット)、MEXC、Kraken、OKXなど、そして日本の取引所コインチェック、ビットバンク、GMOコイン、DMMbitcoin、ビットポイントなど全てCEXです。
これらCEXではそのような問題が起こります。なので最近またDEXが注目されています。確かに中で勝手に運用側が操作できないのでCEXより安心だと思います。そもそも大半のDEXは自分のウォレットと紐づけるようになっていますので。
しかしまだまだDEXは取扱通貨が少ないなどの使い勝手が良くないということがありますのでCEXを使わざるをえないと思います。なので皆さん、パスワード保管をしっかりしてウォレットを使用していただきたいと思います。
ウォレットの選択、使用方法等「仮想通貨講座」でお伝えしています。
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