Nvidiaのライバル①

資産運用

今回は投資対象の企業としてNvidiaをライバルと比較しながら考えていきます。加えてそもそもNvidiaの株価がなぜ高いのかその根本的な理由もお伝えします。

Nvidia(エンヴィディアNVDA)は米国企業でMINKABUさんのサイトでは

生成AI・デジタルツイン開発やデータ処理などに使われる先端半導体・システム・ソフトウェアを設計・提供する。データセンターGPU、メタバースアプリケーション構築・運用ツールや、製造・農業・セキュリティ・在宅医療などの分野で使用されるロボットや車の自動運転などのプラットフォームを手掛ける。

とあり、現在(7月10日終値)の株価は134.91ドルと去年2023年7月10日の42.66ドルに対して3倍以上となっています。

Nvidiaの株価が高い理由

このNvidiaが高評価されている肝は、高性能GPUを生産しているということです。

GPUとはCPUとおなじく、コンピューターの頭脳である演算装置(計算処理を行う装置)で、CPU(Central Processing Unit = 中央演算処理装置)はコンピューターの全体的な計算処理を行うのに対してGPUは3Dグラフィックスなどの画像描写処理を行います。

要はコンピューターは司令塔であるCPUが作業員であるGPUに命令を出して画像をモニターを通して映し出しているわけです。

『えっ、GPUって画像処理に使われるものなの?』

『Nvidiaはデータ分析、AI、機械学習、クラウドコンピューティングなどに最適なGPUを作っているんでしょ?』

と思われているかもしれません。

実際、Nvidiaは元々1993年にパソコン用のグラフィックアクセラレータ(画像処理を促進する装置)を作る会社としてスタートしました。

1994年当時人気のあったアーケードゲーム バーチャファイターはセガ社の家庭用ゲーム機・セガサターン用ソフトとしてリリースされ、その後パソコンでゲームできるようにこのNvidiaのアクセラレータが使用されています。

画像処理で使われるGPUがなぜデータ分析、AI等に利用できるのでしょうか?

この疑問を解く鍵はこれです。

美しい画像、動画として私たちが画面上で見ているものは、コンピューター内部では全てただの数字の塊です。

みなさんが画面で見ているアレは単なる数字ですよ。。。

 

要するに画像、動画が美しく繊細であればあるほど、大量の数値計算をしなければならない。大量の数値計算ということに特化している装置がGPUと考えればわかりやすいのではないでしょうか?

そんな大量の数値計算ができるGPUであれば、その能力を画像、動画などのグラフィックス以外にも、例えばAIに学習させる計算などに使えば良いんでは、、、ということですね。

Nvidiaはそういったゲームで使用されるグラフィックスアクセラレータから始まる歴史のある洗練された高性能のGPUを他社の追随を許さないレベルで生産できるのでしょう。

これがNvidiaがそのGPUを様々な分野で必要とするGoogle、Apple、Meta社をはじめとするIT系企業でひっぱりだこになっている理由です。

なので株価があがっているということです。

ライバルの出現

人工知能ハードウェアの分野に輝かしい新星が現れた。〇〇〇〇の革新的な高性能プロセッサは業界で広く熱い議論を巻き起こしている。2016年に設立されたこの人工知能ソリューション企業は、革命的な言語処理ユニット(LPU)技術で、従来のGPU大手Nvidiaに対抗する大きな突破口を開いた。〇〇〇〇のLPUアーキテクチャは深層学習タスクの処理において驚異的な効率を示し、その推論性能は現在主流のNvidia GPUの10倍である一方、コストは後者の約10分の1に過ぎないと報告されている。この破壊的な成果により、〇〇〇〇は世界中で注目されている。

Nvidiaに対抗するライバル〇〇〇〇はどこでしょうか?

最近、世界最大手資産運用会社であるブラックロックがこの企業に出資することを検討しているようです。

AIチップ開発を手がけるスタートアップで、エヌビディア(Nvidia)の有力対抗馬と評価される〇〇〇〇が新たな資金調達ラウンドを計画している模様だ。

情報筋によれば、リード投資家は資産運用世界最大手のブラックロック(Blackrock)調達後の評価額は25億ドルに達する見通し。(テックインサイダーから引用)

続きは次回へ。

コメント

投資の種類
投資の方法

1.あなたはどの投資がお好みですか?

1.あなたはどの投資がお好みですか?

複数お選びください!

2.短期の投資と短期の投資はどちらが良いですか?

2.短期の投資と短期の投資はどちらが良いですか?

タイトルとURLをコピーしました