利確
ゴールデンウィーク中の為替(ドル円)の乱高下、自分の投資信託(確定拠出年金)の資産価格推移の確認、これからの世界経済どうなっていくのかという思索をする中でやはり重要なことを再確認しました。
それは「利確」です。
現物資産の金、銀や不動産、絵画などの美術品、趣味の車や楽器などは持っていればそれを見たり使ったりできますから持っているだけでも良いです。
しかし株や債券、投資信託、そして暗号資産などは持っているだけでは意味がありません。
今もっているビットコインやオルカン、アマゾンの株が5倍になっても「利確」しなければ使えないです。
まだビットコインなどの暗号資産はそれ自体を通貨として使用できる可能性がありますが、投資信託や株は利確して通貨に換えないと使えません。
当たり前ですが、そのことを再確認しました。
この利確は資産を増やしていくためにも実は重要なことです。
例えばある資産がある月の13日から25日までに下記のように推移したとします。
この資産(ビットコイン)を1BTC分13日から15日のいつかに利確、例えば70000ドルで換金したとします。
その後21日前後、例えば64000ドルの時に再度ビットコインを換金した70000ドルで購入すれば、70000÷64000=1.1BTCとなります。
そして25日すぎて価格が67540ドルの時換金すれば67540×1.1=74294ドルとなります。
ということで、途中で利確したことにより元の金額よりも74294ドル-70000ドル=4294ドル増えました。
これを途中利確せずに25日すぎて67540ドルの時換金すれば、もっているのは1BTCだけなので67540×1=67540ドルとなり、結果67540ドル-70000ドル=🔺2460ドルの赤字です。
もちろん増やすポイントは最初の利確時よりも再度の購入時の方が価格が高いことが前提です。
BTCに対するこだわり
GW中もう一点、ビットコインに対するこだわりがなくなりました。
いやビットコインが一番有望であるのは変わりないのですが、利確が重要とともに、資産を増やすためには他の通貨もうまく利用しないとなと理解できたんです。
ってそんなこと当たり前でしょ なんですが 自分でも分かってたつもりが意外とそうでもなかったようです。
その腹落ちしたのがこのチャートです。ソラナ/ドルではなく、ソラナ/ビットコインです。
4月29日に一旦利確ではないですが、ソラナにすれば5月7日にどうなったかと言えば、0.0024876BTC÷0.0020272BTC=1.22倍とビットコインが増えたことになります。
ビットコインそのままだと
65513ドル÷59313ドル=1.10倍増えただけです。
ま、そのままでも増えてるので良いのですが、ソラナにすると1.22-1.1=0.12つまり12%より多く増えています。
ビットコインがよければその時点でソラナをまたビットコインに換えれば良いだけです。ビットコインがより増えるわけですから。
これ本当に当たり前なんだけれども、このGWでよーくわかりました。
なので頭で理解しているだけでは本当にだめだなということです。
少額でよいので何事も実践すると腑に落ちますね。。。
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